飲酒運転根絶誓う きのう宗谷合同庁舎で決起集会
宗谷地区交通安全推進協議会主催の飲酒運転根絶の日決起大会が13日午後、宗谷合同庁舎で開かれ、交通安全団体などから参会した54人が飲酒運転根絶を誓った。
平成26年7月13日に小樽で発生した飲酒運転による死亡事故を受け、道はこの日を「飲酒運転根絶の日」と定め、全道一斉に決起大会を開いている。
参加者を前に、辻井宗谷地区交通安全推進協議会長(宗谷総合振興局長)が「小樽で発生した飲酒運転による事故を忘れてはならない。繰り返さないためにも飲酒運転はしない、させない、許さない、そして見逃さないを合言葉に根絶の気運が高まることを願いたい」と挨拶。続いて川野副市長、田村稚内署長が来賓挨拶した。
東海電子の松本剛洋取締役の「アルコール検知器の種類と選び方」と題したオンライン講話のあと、昨年度飲酒運転根絶の高校生メッセージコンクールで知事賞に輝いた青木悠空さん(大谷高3年)、道交通安全協会長賞の藤田菜々美さん(稚高3年)による作品発表と飲酒運転根絶道民宣言が行われた。
オレンジ通りで啓発活動
飲酒運転根絶の日の13日夜、市、稚内署など6団体が大黒オレンジ通りの飲食店で啓発活動を行った。
市が主催し稚内署、宗谷総合振興局などから参加した19人を前に市の高師生活福祉部長は「飲酒運転は一人ひとりが意識すれば防ぐことが出来るもので確信犯で悪質なもの。根絶を目標に活動して行きましょう」などと挨拶した。
参加者は2班に分かれ、飲食店の店主らに啓発のチラシやポケットティッシュを配り「飲酒運転の根絶に協力お願いします」と呼び掛けていた。