時の話題 「郵便の遅れ」

 土・日曜の週末配達を止めた郵便局態勢によって郵便が遅延している。我が社(プレス社)でも参院選投票日の10日、トラブルとまで行かないまでも「未だパズルクイズに当選したが図書カードが届いていないのですよ」との電話があった。
 こう書いても何が何やら分からないと察するので経緯を詳しく説明すると、小社が毎月月末に募集するクロスワード正解者の中から抽選で10人に図書カードを進呈しているのだが、選ばれた10人の一人に名前未記入のハガキがあり電話し名前を聞き他の9人の当選者と共に7月7日㈭に送った筈の図書カードが届いていないとの電話が名前を聞いた人からあり、調べると11日㈪に届いたことが判った。
 小社が7日夕方に郵送した物が4日後に届いたという事になったのは週末配達中止のせいだった訳である。
 同じ町であれば投函した日の翌日には配達先に届けられるという常識が土・日を挟むと4日もかかるという現実に郵政民営化は何だったんだとの思いがしている。
 郵政民営化は選挙に勝利した当時の小泉純一郎総理の公約で2004年5月に民営化準備室を立ち上げ9月には竹中平蔵経済財政担当大臣が民営化担当大臣に任命され日本郵政グループを5つの組織に分けた。日本郵政、日本郵便、ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険などにである。
 1987年の国鉄民営化の時のような組合との対立は無かったと記憶するも組織効率化を図り非正規職員を増やし、かつ週末配達を中止するなどした結果、遅延などあり郵便事業が停滞している。

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