開駅100年迎えた南駅にジオラマ展示 藤建の日向寺部長製作
今年11月で開駅100周年を迎える南稚内駅内に、初代稚内駅舎を再現したジオラマが展示され、鉄道ファンらの垂涎の的となっている。
100年前は現在の南稚内駅が稚内駅とされ、大正11年1日に開業した。JR北海道は旅行者らの列車利用が多い夏場に100周年記念事業として企画し駅舎のジオラマ展示は藤建設が協力した。
模型作りが趣味でこれまで恵北の赤れんが通信所や南極観測船しらせなどの模型を作ってきた同社の日向寺和裕営業部長が製作に約6ヶ月間かけ、かつての駅舎などを精巧な作りで再現した。
日向寺さんは「駅舎だけなら、実態感ないので、当時道内一長いホームの一部再現し蒸気機関車を配置して当時の様子を表現してみました」と話し、今月2日に展示を始めてから多くの市民が見に訪れ、「精巧な作りで凄いですね」と男性が興味深く見入っていた。
ジオラマは11月末まで展示される。