時の話題 「不遜なドライバー」

 昨29日午前9時半頃道銀前の郵便局寄りの横断歩道を歩いていると黒塗りのワンボックスカーが停まるどころか反対車線にハンドルを切り結構なスピードで走り去って行った。車中を見ると10代か20代前半の若い男であった。この車は右から来た車で左側から来た車も停まろうとせず筆者の前を通り過ぎた。
 性悪説を持論とし注意深く横断しているので身の危険は感じなかったが、何を急いでいるのか分からぬものの傍若無人の運転には呆れてしまった。
 このように乱暴な運転手は街中でもこうなのだから郊外ではもっと酷い運転をしている筈で、事故起こさぬよう、人を轢かないよう願っている。自分の意図するようならない社会・人間関係だが、車だけは自分の意のままにスピードを出し運転できる。何時何処に落し穴があるやも知れないので自重は勿論、「被害者にしないで下さい」と言いたい。
 運転には「性格が出る」と言う。もっともな事だと頷くと共に酒癖の悪さにも相通ずるところがある。
 乱暴な運転も酒癖の悪さもだいたいが普段大人しい人が多く、言ってみれば本性を現しただけの話なのだが、人間観察をする上では大変興味深い。
 日常の仏のような言動は作りものであり本当は我慢しているだけなので、真面目という軛から解き放たれる時つい本性を出してしまう。言わば幾ら繕っても正体が出てしまうということであり、普段正体を隠している人は心せねばなるまい。
 またまた徒然にまかせ心の思うままに書かせてもらった。運転には十分注意を。

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