稚内漁協コンブ漁 7月20日に解禁 初日から旗無し自由操業
稚内漁協は過日開いた理事会で、今年のコンブ漁解禁日を7月20日にすることを決めた。初日から旗無しの自由採取にする。
例年7月8日に解禁していたが、関係者によると、繁茂豊富だった昨年と比べ今年の資源量は宝来や恵比須などの漁場で少ないことから解禁日を遅らせることで少しでも成長を促す狙いがある。
ウニやナマコ漁などでコンブの漁場を何度も見ている漁師によると、富士見~西浜までの前浜はコンブの量は相当量あるそうだ。「理事会で決まったことは仕方ないが、解禁日を遅らせるとコンブの裾枯れが心配だ。解禁を昨年までと同じ8日にし自由採取にする方がいい気がするが」と話していた。