夏ナマコ漁解禁 稚内漁協 上限いっぱい水揚げされる
夏のナマコ漁が解禁された16日、稚内漁協の桁引き船、磯船が出漁し漁協市場にナマコが大量に上場された。
朝から晴れ波も穏やかとなった16日、日の出と共に出漁し、早い船で2時間半ほどで漁を切り上げ港に戻った。漁協市場には一隻当たり200㌔の上限いっぱいのナマコが次々と上場され漁協職員が計量作業などに追われていた。
午前7時過ぎに帰港した漁業者は「型も良く早めに200㌔まで獲れた。春漁の時より価格は下がっているがこれからの漁に期待したい」と話していた。
宝来~西浜の漁場では岸から200㍍までの沿岸で20隻余りの磯船が漁をし、漁を終え午前10時半過ぎ浜に戻った漁師は「初日にしては沢山獲れた。これからも期待できる」と初日の漁に満足していた。