ニシン稚魚15万匹放流

 天北2号埠頭船溜りで9日、ニシンの稚魚が15万匹放流された。
 ニシンの群来を願い市町村、漁協で構成される日本海北部ニシン栽培漁業推進委員会が平成10年から放流活動を行っており、これまでに798万匹を放流している。その成果があってか稚内では今年を含め4年連続し群来現象が起きている。
 9日午前11時、北海道栽培漁業振興公社羽幌事業所が採卵し、体長6㌢まで成長した稚魚が到着。振興局職員や漁業者ら20人が水槽から繋がれたホースと手作業で大海原に稚魚を放流していた。
 関係者は「群来現象が放流の成果と断定は出来ないが、活動の成果であると信じています」と話していた。
 10日にも抜港漁港で15万匹放流される。

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