衛生公社がビニールハウスで育てているマンゴーなど順調に育つ
稚内衛生公社の汚泥乾燥燃料化施設オデッセイの熱エネルギーを活用したビニールハウスで育てているマンゴーの苗木などが一冬を越え、順調に生育している。
昨年から、オデッセイのボイラー熱を活用し、温水をビニールハウス下に埋めたパイプに送ることで地熱をとして利用し、稚内で栽培が難しい果物など試験的に育てている。
昨年8月から育てているマンゴーの苗木は今では1・5倍ほど成長し、一緒に育てている巨峰は今年4月から実り始めるなど順調に育っており、新しくモンキーバナナ、レモンアボカドのほか、ハイビスカスの花も育てている。
本社出勤前に世話をしている根本常務によると、一冬を越えて少しずつ成果が実っているとし「これからは肥料の配合や水の量を調整するなど最良の育て方を模索していきたい。結実する日を楽しみにしています」と話していた。