天北堆

 樺岡にある大規模草地への乳牛の入牧が始まった。秋に退牧する時に100㌔も増えるというのだから酪農家の預託も増えるわけだ◆ところで来春、稚内農協と北宗谷農協が合併するようだが酪農業の行方は大丈夫なのか。側聞では大規模化によって乳牛の個体数、乳量とも増えているが、これまで細々ながら続けてきた個人酪農家に離農の動きがあるとか。国の助成があるとはいえ施設や環境整備に投じた資金の借金が重荷になっているよう◆漁業、観光、酪農三本柱の先行きは明暗分かれようとしている。

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