乳牛180頭が大規模草地に入牧 退牧は5カ月後の10月
樺岡の大規模草地で25日、酪農家の牛を預かる入牧作業が行われた。
今月19、20日には冬の間、牛舎で過ごした預託牛460頭の放牧作業を終えており、25日は稚内農協と北宗谷農協沼川支所の23戸の酪農家から180頭運び込まれた。
午前9時過ぎ、トラックで運ばれてきた月齢9カ月以上の体重300㌔前後の牛が降ろされ、個体識別するタグが体に取り付けられ体重測定したあと、放牧地の電気柵に慣れさせるため牛舎に入れられ1週間後に放牧される。
預託牛は5カ月後の10月末まで650㌶の放牧地で過ごし、飼い主の酪農家に戻るときには100㌔前後体重が増える。
管理している稚内樺岡ファームの高橋直純社長は「GW明けから気温が上がり、牧草の伸びも良い。広い牧草地でのびのび育ち、大きくなってほしい」と話していた。