春向い声問川で解氷現象 暖気に荒天で進む
声問川で荒れた天候により海水が逆流し結氷が融けて流れる解氷現象が進んでいる。
2月下旬にプラス4・7度と4月上旬並みの気温まで上がった稚内だが、その後も暖かい日が続いたことから斌橋付近の氷が融け始め、6日の低気圧によって海水が逆流したため橋付近の融けた氷が下流の方へ流れ始めた。
天候が回復した7日斌橋付近から大量に流れてきた氷が旧声問橋付近に集まり、一部は海にも流れ出し流氷のような光景を現出している。
氷の融けるスピードが早まったことから、白鳥大橋付近での氷上釣りも出来なくなっており、毎年3月中旬まで上流の方で氷上釣りをしているという男性は「最近は暖かくなり釣りも終わりかな」と話していた。