「感染者減るも油断できず」 辻井振興局長が管内状況説明

 宗谷総合振興局は28日、定例報道懇話会を開き、辻井振興局長が新型コロナウイルス感染状況などについて説明した。
 この中で、感染者のうち札幌8割、旭川4割が感染経路不明なのに対し、宗谷は2割に止まっていることに触れ「家庭内感染や福祉施設での感染が多いことから経路を追うことができている」とした。
 管内は感染が爆発的に増加した1月下旬以降、感染が抑えられている状況だとし、「稚内は大幅に減少しているが町村で増加傾向にある。札幌の感染状況などをみると油断できない」と話していた。
 稚内保健所には2月21日以降、振興局12課から一日当たり4~5人の職員が応援として事務作業や検体運搬など当たっているとし「不測の事態に備え様々な課の職員に協力してもらい経験を積んでもらっている」と話していた。

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