消防署員が危険防ぐ雪下ろし 暖かくなり落雪懸念
27日午前7時29分頃中央5のバス通り沿いにある空き家で落雪があり、通報を受けた稚内消防署が再び落雪の危険があるとし雪下ろしした。
南からの暖気の影響で稚内は26日、最高気温が4月上旬並みのプラス4・7度を観測し27日も未明にかけては3月下旬並みの3度まで気温が上がった。
このため中央5の空き家の屋根から落雪があり外階段の一部が倒壊し破片が車道や歩道に散らばり、隣の「なかせき商事」の敷地に雪が大量に落ちたが、ケガ人はなかった。
通報を受け、現場に到着した署員は梯子を使って屋根に上がり、落下防止の命綱のロープを体に付け周囲の安全を確認しながら屋根に残っていた雪を落とす作業を行った。
26日から27日の暖気で落雪など雪害による救急搬送はないものの今後はプラス気温になる日が多くなることから、同署は屋根からの落雪などに注意するよう呼びかけている。