時の話題 「吉田道議動く」
吉田正人道議が本紙はじめ各紙に「道政NEWS」と題した活動報告を伝えるリーフレットを折り込んだ。
道議会議長など連続7期道議を務めた父吉田政一氏の後継となり現在5期目。道議の重鎮となり稚内ばかりか宗谷管内、全道的な課題に真摯に取り組んでいる割に、他の道議にも共通することだが「何をしているのか分からない」との一般市民の声があるのを耳にし、今回のリーフレット発行に至ったのだろうと推し量る。
このリーフレットを見て吉田氏が▽中央地区道道の電線地中化工事▽クサンル川の拡幅工事(現在は西條前の国道で施工)▽道道抜海港線富士見地区での拡幅工事などの実現に向け道に対する働きかけをしたことがつぶさに分かり、宗谷線(稚内~名寄)など8線区維持では議会でJR北海道の姿勢を質し、稚内市のゼロカーボンシティ(脱炭素)宣言への後押しなど、こう言っては甚だ失礼だが、構成も文章も分かりやすく吉田氏の道議としての頑張りを垣間見ることを市民も出来たのではないのか。
この前の道議会議長選でほんの僅差で父子2代の重職に就くことが出来なかった悔しさもあろうが、政治家として一皮剥けた証しとして発行することになったのであるまいか。
市民や関係者の一部には「将来は稚内市長に」との声があるようだが、接見する度に筆者も尋ねてみても「その考えはありません」と否定する。我々が強制するものでなく吉田氏本人が決めることなので他に余計な事言わぬようしているが、それでも工藤市長後継になること願っている。