珍鳥ケイマフリ飛来

 市内の60代男性が、北防波堤岸壁近くの海上で絶滅危惧種の珍しい海鳥「ケイマフリ」1羽が飛来しているのを撮影した。
 体長は40㌢ほどで目の回りが白く、たれ目で赤い足が特徴のケイマフリは、道内では天売島や知床などで繁殖し美しい鳴き声から〝海のカナリア〟とも呼ばれている。
 ケイマフリは世界的に減少傾向で絶滅の恐れがあり、野生動物をまとめた環境省のレッドリストで絶滅危惧Ⅱ類に入っている。
 先週16日午後3時過ぎ、海鳥を観察するため北防波堤ドームを訪れた男性は、岸壁横に係留しいていた巡視船から少し離れた海面で羽根を休めていたケイマフリを発見しカメラで撮影した。
 稚内では滅多に見られない珍しい鳥に「迷い込んで港内に入って来たのでしょう」と話していた。

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