追加の要請事項など報告 振興局と市町村がウェブ会議
宗谷総合振興局と市町村は18日夜、ウェブ会議を開き、3月6日まで延長されたまん延防止策重点措置期間中の対策などについて確認した。
原田保健所長は、12~18日までの管内10万人当たりの新規感染者数は130人と、ピーク時から3分の1ほどに減少しているとし、感染経路が不明な人は2割にも満たず、依然として家族間や施設での感染が殆んどであると報告。感染が多かった30代以下は減少傾向にある一方、家庭内で60代以上への感染が増えていることに「重症化しやすい高齢者への感染が増えると医療逼迫が懸念される。対策を緩めることなく徹底してほしい」と呼び掛けた。
道の各担当課職員からは、学校で部活動をする際に他校との練習試合を行わないこと、保育所などでは出来るだけ少人数に分けて保育すること、保護者が参加する行事の延期、高齢者福祉施設の送迎時での換気徹底など要請するとした。
飲食店への要請はこれまでと同様に時間短縮など求めるとし、21日~3月6日までの要請に応じた場合には支援金を給付することにした。