原田保健所長会見 多くは家庭内感染 積極的なワクチン接種を
稚内保健所は8日、管内の新型コロナウイルス感染状況や感染防止の取組について説明した。原田保健所長は「重症化リスクの高い高齢者への家庭内感染が目立っている。感染者が出た場合は生活空間を分けるなど、極力接触を避けてほしい」と呼び掛けた。
管内での2月1〜7日までの10万人当たりの新規感染者数は256・9人(前週350・9)と全道を若干下回るものの、高い範囲で推移している。
稚内市は1月30日~2月5日までの人口10万人当たりの感染者は472・3人と、道北エリアで最も多い状況にあることが説明された。
7日現在、管内では9人入院しており病床使用率は28%。自宅療養者245人いる。
原田保健所長は、8割の感染経路が分かっており、多くは家庭内感染であるとし「手指消毒、家庭内でタオルを共用をしないなど心掛け、3回目のワクチン接種を積極的に打つようにしてほしい」と話していた。