時の話題 「今月もコロナかね」
先月20日の「大寒」から3日の節分までが一番寒い時期で4日の「立春」をもって春になるというのは飽くまで十二節気のことであり、実際、寒さは2月いっぱいは続く。
コロナ禍によって寒さばかりでなく昨年の夏のよう連日25度を超え30度を超える日も数日あるも感覚が鈍っているというのか、コロナ以外の他の事には驚かなくなった。
でもこの間、東京五輪での日本人選手の活躍には喝采を飛ばし、衆院選の投票をし我々国民は義務と権利を実行してきた。
9月頃からワクチンの接種もあって感染者が減り9月末には緊急事態宣言も解除され前年とは違う年末年始を過ごせそうと期待していた矢先の感染の急拡大。オミクロン株に対する水際措置など迅速に手は打たれてきたものの、正月帰省や観光復活など行動によってアッという間に感染拡大してしまった。
稚内でさえ50人、30人と感染者が出るのだから単なる予防対策では防ぎ切れないという事実を厳粛に受け止めねばならない。
厳粛な事実というのは昨日の小欄でも触れたようオミ株は空気感染していることであろう。人間は呼吸し酸素を体内に取り入れ二酸化炭素を吐く。喋る喋らないに拘わらず、特定の場所に既感染者と居ると感染してしまうという事である。オミ株のエアロゾルが浮遊しているのだ。
幸い感染しても重症化しないので1万人を超えようかという東京など大都会では数%といえ重症者は出てくるが、稚内くらいの感染数では必要以上に恐がらなくてもいいということだ。