昨年暮れから一気に増加 稚内市降雪量 12月は平年2倍の182㌢

 稚内市街地(開運)の昨年11月~今月中旬までの降雪量は290㌢と平年より50㌢も多かった。
 稚内地方気象台によると、稚内は昨年12月上旬までの降雪量は34㌢と少なかったが、まとまった雪が降る日が多くなった12月中旬=11日~20日=に55㌢(平年42㌢)、下旬=21日~31日=は111㌢(同44㌢)と、いずれも平年を上回った。
 12月中旬以降は冬型の気圧配置による強い寒気の影響で大雪になる日が多く、17日19㌢、20日19㌢、23日15㌢、24日19㌢、25日10㌢、28日20㌢、29日11㌢、30日13㌢と10㌢以上降った日が8日間もあり、12月1カ月の降雪量は平年(約100㌢)の2倍近い182㌢にも達している。
 年明け以降もまとまった雪が降り、1月1日~10日51㌢と平年より10㌢多く、中旬も雪の日が続き、暴風雪となった12日は一時、積雪が平年の2倍以上の105㌢に達するなど今冬は大雪、大荒れの天候となる度に、除雪車がフル稼働し市民が除雪作業に追われている。
 札幌管区気象台の4月までの3カ月予報は期間を通して平均気温は高く、日本海側の降雪量は平年並みとしている。

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