依然軟調に推移 10~12月期 信金景況レポート 193社から聞き取り調査

 稚内信金は、昨年10~12月実績と今年1~3月の見通しを宗谷管内と天塩、遠別、雄武3町にある193企業(回答率100%)を対象に職員が聞き取り調査したもので、10~12月期の売上額は前年同期と比べ改善したものの、製造業を除き収益は軟調に推移したとしている。
 DI値は、売上額マイナス3・1(前年同期対比32・7㌽上昇)収益はマイナス13・5(同19・1㌽上昇)。
 業種別では製造業の受注額20・0(同71・4㌽上昇)、収益8・6(同48・6㌽上昇)=水産加工は受注額53・3、収益40・0、土石・骨材は受注50・0、収益66・7と大幅に改善したものの、食品部門(受注額マイナス22・2、収益同55・6)コロナ禍の影響が続いている。
 卸・小売業は、売上額マイナス5・9(同34・5㌽上昇)、収益同19・6(15㌽上昇)=売上額は燃料部門で57・1(収益はマイナス28・6)だったが、他の食料品(売上マイナス41・7、収益同33・3)▽衣料品(マイナス25、同50)▽自動車販売(マイナス50、同33・3)▽スーパーコンビニ(マイナス20同20)と低調だった。
 サービス業は、売上額マイナス32(同19㌽上昇)、収益同28(同18・9㌽上昇)=福祉・介護(売上、収益とも20)を除くと旅館(売上額マイナス40、収益同40)▽クリーニング(マイナス100、同100)▽飲食店(マイナス12・5、同25)▽自動車整備(マイナス12・5、プラス12・5)と苦戦した。
 建設業は、受注額2・9(同23・5㌽上昇)、収益マイナス14・7(同2・9㌽低下)=総合工事(マイナス13、同17・4)、設備クジ(36・4、マイナス9・1)。
 運輸業は売上額マイナス7・7(同変わらず)、収益同46・2(同23・1㌽低下)=一般旅客(マイナス25、同75)、貨物(0・0マイナス33・3)。
 1~3月期見通しについてはコロナ禍により依然低調に推移し、閑散期のため厳しいとしている。
 10~12月の経営上の問題点は①人手不足②売上(受注)減少③仕入商品・現材料値上がり④工場機械・店舗狭小と老朽化⑤人件費以外の経費増加。

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