毛ガニ刺し網漁解禁 今月20日 稚内漁協の10隻着業

 稚内沖毛ガニ刺し網漁が20日解禁される。
 宗谷総合振興局(水産課)によると、稚内漁協の10隻が着業する。昨年の毛ガニ漁は140㌧(前年121㌧)と、前年から16・5%の19㌧増え、水揚げが少なかった平成30年の79㌧以降、2年連続で増加している。
 昨年は1月下旬に網入れし、シケや港内の結氷により出漁できず初水揚げは2月中旬まで遅れたが前年を上回る水揚げがあった。
 昨年12月15日に解禁されたオホーツク海の越冬タラバ漁は、枝幸など一部で網入れしており、流氷が去ったあとの海明け後に水揚げされる。
 今年管内で59隻(枝幸21、頓別10、猿払8、宗谷5、稚内15)が着業許可を得ている。
 昨は81㌧(前年比68・7%増)水揚げし金額3億600万円(同2・4倍)と前年を大幅に上回った。
 漁期は毛ガニ、タラバ漁とも5月末まで。

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