大慶寺で寒中、水かぶる荒行 檀家信徒の健康祈願
大慶寺の新年恒例「星祭り祈祷会」が8日午後行われ、増毛町白毫寺の新渡戸孝乗住職と苫前町妙宣寺の新渡戸円乗住職の兄弟が、日蓮宗荒行の水行に挑み、檀家信徒の無病息災を祈願した。
大慶寺での水行は寒修行として昭和25年から続けられており、8日は寒さは和らいだとはいえ水行が始まった午後1時の気温は氷点下3度。雪が舞う中、40人余りの檀家信徒や地域住民を前に、下帯一枚になった住職2人は、檀家信徒が打つ団扇太鼓の音に合わせて読経を唱え「エイ」と気合いを入れて桶で頭から何度も冷水をかぶっていた。