稚内消防本部が8施設で緊急点検 大阪の放火事件受け

 25人が死亡した大阪市のビル放火事件を受け、稚内消防本部は22日午後から市内にある類似建物の緊急立ち入り検査を始めた。
 事件が起きたビルと同様、3階以上に不特定多数の人が出入りするテナントや飲食店、避難に使える階段が1つしかない中央、大黒地区の8施設を対象に実施する。
 22日午後には稚内消防本部総務予防課の職員4人が、大黒2オレンジ通りにあるスナックなど6店舗が入るビルでオーナー立ち会いの下、階段の通路幅や消火器などが適切に設置されているかなど確認し、防火扉が開くか床に設置されている避難はしごの状況などを細かくチェックした。
 消防本部は「避難経路の確保の大切さを改めて徹底してもらうよう検査を進めていきたい」としている。

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