寒流水族館のクリオネ4匹から一挙1200匹に 枝幸の人から寄贈

 ノシャップ寒流水族館に枝幸の人からクリオネ1200匹が寄贈され、来年2月からの冬季開館で展示される。
 同館では、冬の整備休館の際などに職員がクリオネの採取を行っている。通常なら1000匹以上採取しているが、ここ数年間は採れても数百匹ほどに止まり、寄贈される前は4匹しかいない状況になっていた。
 今回、枝幸までクリオネの採取に行っている水族館職員と枝幸の住民との縁で寄贈されることになり、今はバックヤードにある4つの水槽に分けて飼育されている。
 水族館でクリオネの飼育数が1000匹を超えるのは3年ぶりのことで、谷原館長は「クリオネに限らず漁業者や一般の方に助けられ感謝しています。冬季開館での展示を楽しみにしてほしい」と話していた。

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