ゆず湯でポカポカ 冬至の日 童夢とみどり湯で

 冬至の22日、温泉童夢で浴槽にゆずの果実を浮かべたゆず湯のコーナーができ、入館客が冷えた身体を温めている。
 二十四節気で一番夜の長い冬至にカボチャを食べ、ゆず湯に入ることで冬を元気に過ごすことが出来ると言い伝えられている。
 童夢では22日、朝から職員が季節の薬湯を入れている浴槽にゆずの果実を浮かべたことで、柑橘系の爽やかな香りがほのかに広がっていた。
 瀧澤支配人は「コロナ禍で外出が難しい中ささやかではありますが季節の催しを楽しんで頂きたい」と話していた。
 緑1の銭湯「みどり湯」では、ゆずをカゴに入れて浴槽に浮かべるサービスを行っている。
 入浴客らに季節を感じてもらおうと、30年以上続けている恒例行事として、男女湯ともに四国から取り寄せたゆず40個ずつをカゴに入れ浴槽に浮かべた。
 ゆず湯は乾燥予防や老化防止に効果があり冬至に入れれば「一年中、風邪をひかない」と言い伝えられている。
 店主の小川昌子さんは「毎年、常連客の皆さんに楽しみにしてもらっています。爽やかな香りが漂う湯船で冷えた身体を温めてほしい」とPRしている。
 ゆず湯は23日まで。

浴槽のゆずを浮かべる温泉童夢の職員

ゆず湯の準備をするみどり湯の小川さん

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