吹雪防止効果を検証 建管部が分屯地内に防雪柵設置

 吹雪による交通障害などを防ぐ防雪柵が設置されていないノシャップ1の道道抜海港線で、稚内建設管理部が自衛隊稚内分屯地敷地内に柵を試験的に取り付け吹雪防止の効果を検証している。
 ノシャップ地区は冬になると風雪が強くホワイトアウトが生じ、このためノシャップ公園周辺から富士見方面に向かう海側道路沿いには柵があるものの、反対側には自衛隊基地との距離が近く用地も無いため柵を設置できないでいたが、今後の本設に向け建管部が自衛隊からの許可を受け、ノシャップ1のバス停裏側の基地内の2カ所に延長99㍍に亘る仮設の柵を取り付け効果を調べている。
 ここ一帯は柵がないことで暴風雪がある度に吹き溜りが生じ歩道が雪で隠れて通行できなくなり、天候が酷い時は通行止めになることもあった。
 建管部の担当者は「昨年冬から試験的に1カ所で柵を設置して効果はあった。今年は取り付け場所を1カ所増やし、どの程度効果があるか検証したい」としている。

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