DMO候補法人登録に向け 観光庁への申請内容承認
観光地域づくりの舵取り役を担う地域連携DMO候補法人の登録を目指す準備会が1日午後、サフィールホテル稚内で開かれ、稚内観光協会を中心に連携する稚内、利礼3町の関係者が観光庁に来年1月末までに申請する最終案を審議し承認した。
DMO本登録前の準備組織となる候補法人となるべく観光庁への申請内容を協議するため開かれた準備会では冒頭、地域連携DMO準備室の中場稚内観光協会長が「地域が一つになって稼ぐマネジメントを進めなければならない」と挨拶。工藤市長が「地域の魅力や稼ぐ力を引き出せる事業が展開できるようDMOを支援していきたい」などと述べた。
このあと、非公開で準備会の担当者から候補法人申請に向けた動きや申請内容などの説明があり、コロナ禍で落ち込んだ観光産業を再び盛り上げるため稚内、利尻、利尻富士、礼文の1市3町が強く連携し新たな組織で地域活性化していくことを確認したという。