時の話題 「師走入り」
一年締めくくる十二月師走になったというのに相も変わらずコロナウイルスに振り回されている。感染者が多い諸外国は別にし収束顕著な日本も新種変異株のオミクロン株によって1日から当面1カ月間、外国からの入国を全面中止にした。
まさに次から次へと襲ってくるコロナ禍そのものだが、デルタ株での感染に収束感がみえる日本にあってウイズコロナの社会経済活動が本格化している矢先の冷や水となり株価も大幅に下落した。
オミクロン株は現在発祥とされる南アフリカなど20カ国・地域以上での感染が確認されイギリスでは海外渡航歴が無い人も感染しているので市中感染が起きている可能性もあるとしている。
日本国内でもナミビアからの外交官1人に陽性が確認されオミクロン株かゲノム解析を行った結果、感染しているのが判ったが、家族や同じ機内での感染者はいないよう。
何故この株が恐れられているかと言えば株の先の突起物が一様でなく30種以上あるためでワクチンで幾らかは予防できても他のウイルスが体内に入り込むためと言われているためで、何せ目に見えない〝ミクロ〟の世界での感染で解明されていない部分が多く恐怖感が増幅されているようである。
2019年暮れの中国武漢での最初のコロナ菌発症のような初動対処の遅れは入国禁止としたことで無いようだが、既に菌が国内に入り込んでいる可能性もあり油断できない。
次のパンデミック(爆発的感染)への懸念が杞憂に終わること願わずにいられない。
振り回されている。