最優秀賞に輝く 全国短歌大会 富岡5の及川文子さん
長野県塩尻市で毎年開催されている短歌の祭典第35回全国短歌フォーラムin塩尻の一般の部で、富岡5、主婦の及川文子さん(70)の作品が最高賞の最優秀賞に輝いた。
今年は「風」を課題に全国の短歌愛好者から2527首が寄せられ、最優秀賞に輝いた及川さんの作品は「風なんて名付けしばかりに 大空へ飛び立ちゆきしインコの風ちゃん」。
10年以上前に自宅で飼っていたインコの風ちゃんが玄関から外へ逃げてしまったことの思いを作品にしたという及川さんは「課題を知って直ぐに閃いた歌ですが、最高賞を取れたことに自分でもびっくりしています。嬉しいです」と喜びを語っていた。
20年以上前から塩尻の全国大会に応募し続け、これまでに優秀賞など何度か入賞しており「これからも色々な人の短歌を見て勉強し更に良い作品を作りたい」と創作意欲を燃やしていた。