20代女性が521万円騙取される特殊詐欺事件発生
28日、市内の20代女性が現金521万円を騙し取られる詐欺事件が発生した。
稚内署によると、10月21日~11月5日にかけ、女性の許にNTTファイナンシャルサポートセンター職員を名乗る男から「バニラというサイトに登録していて未納料金がある。今すぐ解約料を振り込んでほしい」という電話と、ネットワークセキュリティ協会職員を名乗る男から「スマートフォンがハッキングされている可能性があるのでサイバー保険に加入してほしい」との電話があり、それを信じた女性が複数回に亘って521万円振り込みした。
協会の男から、保険加入の際に払った金は近日中に戻ると言われていたが、一向に振り込みがないことから不審に思った女性が稚内署に相談し詐欺と分かった。
今年2月にも市内80代女性が現金450万円を騙し取られた事件があった。
相馬副署長は「大手だからといって身に覚えのない請求には応じず、直ぐに警察に相談してほしい。家族などと情報共有し、詐欺の手口など周知して頂きたい」と話していた。