週末雑感
めっきり寒くなり雪が日を追って積もってきている。あと4日経てば師走になるのだから当たり前の天候なのだが除雪の苦役はそれほどなく来週29日には暖気が入り気象台は最高10度を予想しており積もった雪も融けてしまう。
それでも相変わらず風は強く沖底漁船などは出漁叶わず、先週末のことだが、暴風が吹き荒れ例によって水夢館の屋根一部が剥がされ、大木が根こそぎ倒れ、漁を終え上架していた漁船が横転してしまうという惨事も起きてしまった。
その横転した漁船の船主の息子さんから「プレスに載った横転写真は許可を取り掲載したのか」と怒気を帯びた声で電話があった。
当方、強風の災害事の事でもあり許可は取っていないと伝えるとその後も執拗に言ってくるので陳謝し、小欄で後日、認めること伝えていた。
昨26日は「ペンの日」であった。ペンは剣より強しという言葉があり、我々新聞を業いとしている業界にとって時々の政治を論い批判することあっても日々、生活に頑張っている市民に寄り添う紙面作りをモットーにしており、災害とはいえ了解取らず載せたのは軽卒だった。注意を払っているといえど今回のような事は間々あり、不快な思いを与えたとしたら不徳の致すところと反省している。
小紙に対しては肯定派・否定派ともあろうが、筆者思うに新聞は面白くなければならず、加えて弱い立場の人達を擁護して行かなければならない。日々のニュースだけでなく不埒な事には敢然とし立ち向かう心構えにあること申し添える。