稚高定時制がポスターで学校PR 卒業控えた4年生制作

 稚高定時制の生徒が来春の入学を呼びかけるポスターを作り、市内の店に掲示して学校をPRしている。
 ここ何年間は入学生が10人を切ることもあった定時制だが、今年春は20人近い1年生が入り、来春も同じように入学生が入ってくれるようにと卒業を控える4年生4人(女子)が、学校活動が分かるよう授業風景やレクリエーションでのカーリング授業、体育祭などの写真を使い3種類のポスター35枚を作った。
 生徒会長の柳谷千紘さん(20)は学校から見た夕暮れ時の街の様子を写真に採用し〝17時20分 稚高定時においで〟とメッセージを入れポスターを作った。柳谷さんは「学校が始まる時間のここからの景色が好きです定時制は1~4年生まで皆仲良く学校行事が楽しい。来年も今年のように入学してほしい」と期待を寄せる。
 中島淳夫教頭や担任の竹内聖美教諭は「色々な事情で入学する定時制ですが、魅力も沢山あります。生徒を見ていると学ぶこと、友人との交流を楽しそうにしています」と話していた。

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