ニットのバブーシュ作成 和田さん モロッコの用具参考に
編み物愛好者の和田智恵美さん(67)が、毛糸でモロッコの民族用具として知られるバブーシュを作成した。
バブーシュは動物の革を材料に作られたスリッパのような伝統的な用具で、モロッコでは外履き用として使用されているが、日本では主に室内用のものとして使われている。
和田さんが作成したニットのバブーシュは本来どおりの踵の部分を踏んでスリッパのように履いたり、靴下のように足首まで覆うことが出来るよう機能性を考え作られている。
ニットのバブーシュは10月に開かれた「編む編むの会」の展示即売会で初めて販売され好評だったそうで、近日中には港1のNPO法人「ここ」で販売される。
和田さんは「台所仕事の際などに履くと足が疲れにくく毛糸で暖かいので使ってみて下さい」と話していた。