1年ぶりに一般公開 恵北の赤れんが通信所

 稚内市歴史・まち研究会が管理する恵北の稚内赤れんが通信所が20日、一般公開され、見学した市民らが歴史ある建造物を見学した。
 昨年10月下旬以来、1年ぶりに一般公開され、朝から強い風が吹くなか訪れた市民らは、昨年クラウドファンディングや太陽財団からの支援で一部修復したB棟や内部に入って見学していた。
 今回初めて訪れたという女性は「戦争の歴史を伝える建物で見学に来てよかったです。痛みが激しい所がありますが、これからも残してほしい」と興味深げに見ていた。
 研究会では来年春にもB棟奥側の屋根を修復する計画で、富田会長は「そこが直ればB棟外観は100%修復したことになる」と話していた。
 21日午前10時~午後3時まで公開される。

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