昨年比べ3倍の消費効果 応援クーポン 10月分は6300枚使われる

 わっかない観光活性化促進協議会の、市内宿泊施設に泊まった個人旅行者に3000円分(ツアー客2000円分)のクーポン券を発行する「わっかない応援クーポン」事業は10月分で600万円以上の消費効果に繋がっている。
 コロナ禍で落ち込んだ観光産業を支える経済対策として交通機関、飲食店、土産店などで各1000円使用できる3000円分のクーポン券(ツアー客飲食・土産で使用)を発行し、事業登録している74施設で使用できる。
 7月下旬から道民限定でスタートしたクーポン事業は、7~9月の発行は伸び悩んでいたが、全国的にコロナ感染者が減った10月から全国に枠を広げたところ、10月1カ月間で6300枚余りのクーポン券が使用された。
 2000枚余りの使用だった昨年10月に対し、今年は3倍以上となり、事務局の稚内観光協会は「観光客が飲食店や土産店などを訪れた際、クーポン券に加え現金を使っている。10月は消費拡大に寄与している」としている。

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