時の話題 「二日酔い運転」

 今週16日、自動車免許更新の講習を受けてきた。北海道に戻り40年経ったが、違反したのは当初2回と、この数十年間は優良運転者講習を受けている。しかし、更新してもあと1回かな―との思いはしている。
 講習を終えた翌々日、稚内署で新しい免許の交付を受けた時に配付されたパンフに飲酒運転について書かれ、その中に飲酒した翌日の二日酔い運転での事故が増えている事を指摘していたが、若いうちは飲めば飲むほど元気になり度が過ぎることあるので注意したい。
 個人差はあるが、0時を超え午前様になると寝ても酒は体に残っており、朝の出勤時に判断と操作を誤り前車に追突する事があるので度を越した飲酒は慎まなければならない。
 物損・人身問わず事故を起こすと警察は呼気のアルコール度数を検査する。現行犯逮捕される事もあるので安易に運転してはいけない。
 折しも冬の交通安全運動中である。緊急事態宣言が解け稚内の夜のマチにも徐々にではあるが人出が回復してきている。飲んだ夜に運転するのは論外にして翌日にも飲酒の影響あるので「これ位なら大丈夫」などと高を括ってハンドルを握ってはいけない。
 講習で指摘していたのは高齢者が係わる事故の増加である。歩行者、運転者とも他の若い年代に比べ事故率が高いので、己を過信する事なく夜の歩行には蛍光材を着け、運転は直線道・交差点問わず右側から渡って来る歩行者に十分注意しなければならない。
 車は便利な分、危険が潜んでいる。霜を踏んで堅氷渡るが如く。

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