飛沫防ぐ蘇生法など 駅前商店街振興組合が上級救命講習会開講
稚内駅前商店街振興組合は13、14の両日、稚内消防署で上級救命講習を開き、参加者がコロナ感染症に対応した心肺蘇生法などの手順を学んだ。
コロナ禍によって市民の健康や救命に対する意識向上を受け、組合が窓口になり受講者を募って開催した講習には、寺江邦真理事長はじめ一般参加の介護士ら5人が受講した。
救急隊員からAED(自動体外式除細動機)を使った心肺蘇生法や外傷の手当、搬送法など2日間で8時間に亘って学び、感染防止としてウイルスの飛沫を防ぐため心肺蘇生法などを行う際は、要救助者の口や鼻をタオルや布などで覆うことなどアドバイスを受けた。
寺江理事長は「今回学んだことを人命救助の際に役立てたい」と話していた。