土砂災害警戒地域の不安など 市庁舎整備市民説明会

 市役所庁舎整備に関する市民説明会が6日、文化センターであり、新庁舎を建設する上で市民から土砂災害警戒区域での対策、庁舎を基点とした中央アーケード街の賑わいを求める意見があった。
 参加した中央、緑、大黒などの市民7人を前に冒頭、堀都市整備課長から鉄筋コンクリート造り地上4階建て、延床面積6500平方㍍とし、市民が利用する窓口は1・2階に集約するなど基本設計案に続き、令和4年度に実施設計、翌5年度から着工し、7年度供用開始のスケジュールなどが説明された。
 市民から▽建設地が土砂災害警戒区域に入っていること▽庁舎建設する上での中央アーケード街再生に向けての稚内市の考え方▽裏山からの沢水対策―などの質問に、渡辺建設産業部長は「地域の活性化や雨水対策の計画などを含め総合的に判断し今の敷地が最善である」とし、土砂災害警戒区域については「国や道が裏山の治山対策を進めて少しずつ斜面の安全が確保されている。今後も必要な部分はしっかり対応していきたい」と答えていた。

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