大沼に標識白鳥飛来 越冬地への移動ルート調査

 大沼で繁殖地から越冬地への飛来ルートを調査するための赤い首輪の標識を付けたハクチョウが確認された。
 野鳥の生態などに詳しい人によると、この首輪は国内のカモ・ハクチョウ研究チームが繁殖地のロシアなどから越冬のため日本に飛来してくる移動ルートを調査するため取り付けたもので、2週間前に大沼バードハウス近くの水辺に飛来した。
 20年以上前は繁殖地と越冬地は分かっていたものの、飛来ルートは良く分かっていなかったカモやハクチョウだが、首輪などによる調査で今は繁殖地からどのような経路で越冬地へ南下するかなどが徐々に明らかになってきており、今月には大沼で環境省が本州への移動ルートを調べるため2回、ハクチョウに白い首輪を取り付けていた。

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