港小学校開校50年、星霜刻む 11月4日記念式典
今年で開校50年の節目を迎えた港小は、11月4日午前10時から屋体で記念式典を開く。
同校は昭和47年、南地区の発展とともに児童が急増した南小のマンモス校を防ぐため、榎本茂初代校長にし児童769人で開校した。開校当初は校舎近隣は野山に囲まれた自然豊かなことから「愛鳥モデル校」として野鳥観察を授業に取り入れ、ヤマメ放流などの自然活動を行ったこともあった。
現在は全校児童61人と少なくなったものの、縦割り活動での港小ソーラン、森林太鼓といった伝統芸能は次世代へ脈々と受け継がれている。
半世紀の節目を祝うため、一昨年から記念事業の準備をし、今年4月から協賛会を立ち上げ、コロナ禍でもできる事業を検討しながら、グラウンドに4人乗りブランコ設置したほか、記念学習発表会など行ってきた。
式典には、児童と教員はじめ歴代校長・PTA会長ら100人が出席し、児童によるアトラクション発表など行われる。
17代目の川原校長は「代々受け継がれてきた50年間の歴史を大切に、地域の方々などに感謝の気持ちを伝えられるような式典にしたい」と話していた。