聖火リレー実行委がメッセージ動画制作 吉川、坂井、鈴木、澤本さん参加し

 東京オリンピック聖火リレーの代替イベントとして、稚内市内を走る予定だったランナー4人が21日午後、みどりスポーツパークでランナーに応募した思いなどを語るメッセージ動画を収録した。
 コロナ禍で道内公道での聖火リレーが中止されたことを受け、聖火リレー北海道実行委員会が道内聖火ランナーによる思いをメッセージで繋ぐ「聖火ランナー 言葉のリレー」として企画し、稚内で6月14日に文化センター前をスタートに、北防ドーム公園までの1・4㌔を走る予定だったランナー7人のうち、メッセージ撮影には東中3年生吉川育夢さん(14)、稚高衛生看護科3年生の坂井理玖君(18)、鈴木静儀さん(45)=幌延=、澤本和雄さん(75)=札幌=が参加した。
 リレーの際に着る予定だったユニフォームを着用した4人は、カメラの前で1人ずつ聖火ランナーに応募したきっかけ、走ることで伝えたかったことなどメッセージを1~2分ほど収録し、最後に聖火トーチ(レプリカ)を手にポーズをして動画を撮影した。
 高校で陸上部に入り短距離走が得意種目だった坂井君は、親や友人など自分を支えてくれた人への感謝の気持ちをメッセージとして収録し「オリンピックで選手たちが頑張る姿に感動しました。聖火リレーを走ることは叶いませんでしたが、オリンピックに関わることができことに、とても誇りに思います」と話していた。

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