週末雑感

 新型コロナウイルスの新規感染者が減少し観光や飲食など業界の規制緩和策実行が進行しつつある。感染者数は山谷あるだろうが、よほどのリバウンド徴候見られなければ規制緩和は進み、夜のマチの飲食業、ホテルなど宿泊施設は元に近い状況に戻るなんて言うのは早計であり、ここ暫くは慎重に行くのが宜しいか。
 飲食業、とりわけ度重なる時短営業を強いられたスナックなど飲み屋さんの苦境は目に余るものがあり、他の街から比べ感染者が極端に少なかった当地も緊急事態宣言下の間、一人の来店客もなかったという日がざらで逼迫度が手に取るように判った以上に、酒類卸し店やタクシー業界の疲弊は想像を超えたものがあり、オレンジ通りで客待ちするタクシーが1台も無いというのは茶飯事であった。
 夜の街一つ取っても惨たんたる状況の100年に一度の災禍に対し、公示され選挙運動真っ最中の衆議院立候補者は適格に応えてくれるだろうか。
 子育て世代、困窮する家庭などに10万円ほどの給付金を支給し、消費税率も下げるなどとの公約を掲げているが、財源はあるのか。急場とは言え国債(借金)頼りで日本の将来はあるのか。ツケは全て孫子の世代に回ってしまう。浅慮は止めてもらいたいものだ。
 思うに政党・議員は自分のお金でないので好きな事を言い好き勝手な政策を平気の平左で実行しようとする。己の懐に痛みがないのでカラスの勝手でしょ式に思慮の足りない公約をする。
 オウムのよう繰り返すが政治への期待は遥か彼方にある。

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