大沼で白鳥の餌やり始まる きょう今秋最多1456羽

 ハクチョウなど渡り鳥が増えてきた大沼で一日2回の給餌が始まった。
 今月1日に沼への初飛来が確認されて以降ハクチョウは今、1000羽以上が羽を休めている。
 警戒心も薄れ沼の環境にも慣れたハクチョウは、群れの3分の1ほどが岸に近付くようになり、毎日午前10時と午後2時からの餌やりの時には、バードハウス前の岸に集まってきてはエサを夢中で食べている。
 エサの時間帯になって稚内振興公社の職員が姿を見せると、集まってきたハクチョウは「クォークォー」と大合唱しており、今秋最多の1456羽まで増えた12日午前中、野鳥観察に訪れていた札幌からの旅行者は「こんなに沢山のハクチョウを見たのは初めて。エサをやっている時は鳴き声で賑やかでした」と話していた。
 振興公社では鳥インフルエンザ対策として必ずバードハウスに立ち寄り、手や靴底の消毒をするよう求めている。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ニュース

前の記事

天北堆
ニュース

次の記事

天北堆