ブラックアウト備え 石油業協組が停電時の給油手順確認

 宗谷地方石油業協同組合は3日、瀬戸漁業稚内中央SSで地震など自然災害に備えた災害時対応実地訓練を行い、停電時の給油態勢などを確認した。
 3年前の2018年9月6日にあった胆振東部地震によるブラックアウトなど災害に備えて実施した訓練には市内8カ所のガソリンスタンド責任者や稚内消防署など関係者14人が参加した。
 大規模な地震が発生し停電したという想定で、施設の被害状況を確認後、非常用電源で緊急用発電機を稼働し消防車両へ給油するという本番さながらの訓練に取り組んだ。
 安田龍平副理事長は「石油製品は生活に欠かせないライフラインの必需品であり、ブラックアウトの時は市内中のスタンドで給油しようとする車でいっぱいになりました。停電など起きる災害時に迅速に対応できるようにしていきたい」と話していた。

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