6人集まって旧上勇知小中で写真展 風景や地域の魅力紹介
稚内、豊富の写真愛好者6人が旧上勇知小中校舎で土日・祝日に限り「6人の仲間写真展」を開催。2カ月ごとに作品を入れ替え、稚内の風景や地域の魅力などを写真を通して紹介している。
写真サークル「フォト・W」に所属する門馬悦子さん(73)が、上勇知にあるアトリエ横の木に作品をぶら下げて独自に開催していた写真展を見に来た地域住民から「廃校後に地域の交流の場や資料館として活用している旧上勇知小中の校舎で写真を展示して見ては」と声をかけてもらったことをきっかけに、写真展は平成29年からスタートし今年で節目の5年目を迎えた。
毎年4月~12月までの土日・祝日限定で午後1時~3時まで開催しているが、最初は門馬さん一人だけだったものの、回を重ねるごとに仲間が増え、現在では同じサークルに所属する尾崎伸之介さん、手島孝志さん、只野瑞義さん、大場弘一さん、豊富から佐々木亮子さんの6人が、それぞれ撮影した作品を校舎2階に展示している。
市街地から車で30分ほど離れた場所での写真展だが、休日開催とあって友人や知人だけでなく上勇知の人達も作品を見に来ており、今月から仲間入りした手島さん(49)は「一年を通し色々な場所で撮影していますので、自分の力作を色んな人に見てもらえたら嬉しい」、門馬さんは「稚内は風景など魅力的な場所が多い。そこを多くの人に知ってほしい。見てもらうことで頑張る力になっています」と話していた。