目標半分以下の21頭 囲いワナでのシカ捕獲

 稚内市が旧西小中敷地内に設置した囲いワナによるシカ捕獲は9日で終了した。目標の50頭には届かない半分以下の21頭(オス15)で終わった。
 7月上旬からの捕獲で7月14頭(オス8)8月は全てオスの5頭9月はオス2頭で終わり、総体で昨年より21頭も少なかった。ワナは10日午前中に撤去した。
 市(農政課)は捕獲数が伸びなかった原因として、昨年と同じ場所での捕獲だったため周辺に生息するシカの数が少なかったことに加え、暑い日が続き囲いワナ周辺に近づく新しい群れが少なかったため、8月後半からシカの警戒心が強くなりワナまで誘き寄せることが出来なかったことなどをあげている。
 今後は10月に富士見地区などでくくりワナと銃を使用した捕獲を行うことにしており「銃など様々な方法で個体数を減らしていきたい」としている。

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