2年連続し銅賞 道写真コ ンテスト 全日写連の尾崎伸之介さん
全日本写真連盟北海道本部札幌支部が主催する第18回北海道写真コンテストで、全日写連稚内支部会員の尾崎伸之介さん(48)=朝日3=が天の川と宗谷丘陵の白い道を撮影した作品で2年連続し銅賞に輝いた。
道内の支部会員や一般などから283点の応募の中で、最高賞の金賞、銀賞に次ぐ賞に尾崎さんは「地上と宇宙 それぞれの白い道」という作品名で出品した。天の川と白い道が丁度重なるタイミングを見計らって昨年10月10日午後8時過ぎ、白い道ゴール間際の下り坂から再び道が天に伸びるようなイメージで撮影した。
道写連から依頼を受け、全日写連関東本部副委員の立場として、審査員を務めた写真家の斉藤マサヨシさんは尾崎さんの作品に「地上の道と銀河の道が繋がっているように見せる宇宙と地球のロマンを感じさせる見事な作品でした」と評価し、尾崎さんは「星空で受賞する作品は無かったので、納得した作品で2年連続の銅賞は嬉しい。昼間とは違う夜の白い道の魅力も伝わるように撮影しました。稚内には素晴らしい景色が多く、市民の方が再確認できるよう自分なりに追求し色々な写真を撮っていきたい」と創作意欲を燃やしていた。
入選者15人には稚内から写真サークル・フォト・W会員の門馬悦子さん、山田勝さんの2人が選ばれた。