週末雑感
二百十日、二百二十日を過ぎ秋めいてくるのだが、今年は盛夏以来の高温傾向が続いている。「秋深まると」の書き出しが吹っ飛んでしまい夏が仲々その座を譲ろうとしない。
それとは逆に菅総理は権力の座に恬淡としあっさり退陣するのだから出来物だ。選挙に負け続けコロナ対策もワクチン早期接種ぶち上げるも何をやっても批判され内閣支持率は30%に。これじゃしがみつこうにも椅子からずり落ちてしまうのも当然で退陣理由は「コロナに傾注する」
俄かに混戦模様となった自民党総裁選だが何をとち狂ったか、安倍前総理が高市早苗氏を支援するとぶち上げ自らの存在を駄々っ児のように誇示しようとし、吉田茂の孫は自派の河野太郎行革相(ワクチン接種も担当)の立候補を仲々認めようとせず、この二人のやんちゃ振りには手を焼くというのか呆れてしまう。
こんな手合に日本の政治が牛耳られているのかと思いを巡らす時、これじゃ日本は世界から遅れるどころか太刀打ちできない局面まで追い込まれてしまうのではと憂慮する。
朔北のマチ稚内は冒頭述べたよう、らしくない天候が続くものの展望は―となると現下の状況もあり視程100㍍と言った所か。
マチの雀に聞いてみると市長は健やかなようだが1年半後に迫った選挙への意気込みが減じつつあるようなどとぴーちくぱーちく。
後継者が育っていない現下、視程が100㍍から数㌔まで長くしても箸にも棒にもかからない現状に、世を俯瞰するような別の雀曰く「ならば続けるよりしょうがないね」