マナー違反に断 西浜漁港に規制線張る

 秋サケ釣りが盛んな漁港で、ゴミのポイ捨てや迷惑駐車などマナーが悪い釣り人がおり、近隣住民からクレームが出ている。
 サケの釣果が上がってきた東浦、宗谷、声問、西浜などの漁港は朝方や夕方になると地元だけでなく札幌など地方から来る釣り人で賑わっている。先週末50台近い車が駐車し混雑していた西浜漁港では、釣り人によるゴミのポイ捨ては以前より少なくなったものの草むらなどには一部の釣り人が捨てたペットボトルや弁当容器などが落ちている。
 港内での漁業活動に支障があるため駐車禁止場所に三角コーンや立ち入り禁止のロープが張られて以降、迷惑駐車は改善されたが、西浜の漁業者は「サケ釣りが始まると毎年、港内は車でびっしりになる。土日だった4、5日は沢山の釣り人で混雑し、迷惑駐車もあり、周辺を歩くとゴミが落ちていた。港を利用するならルールを守ってほしい」と訴えていた。
 ゴミの不法投棄や用を足すなど実態がある各港でのマナー違反を受け、稚内市や稚内漁協などは6日夕方、声問や西浜など4漁港を回り、ルールを守って釣りをするよう啓発する。

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