岡本議長に条例制定を請願 太陽光を考える会が稚内市の制定拒否受け

 稚内市の住環境と太陽光発電を考える会の佐々木邦夫代表が2日午後、市議会に対し太陽光発電施設建設に関わる条例制定を求める請願書を提出した。
 佐々木代表は過日、民間業者によって建設が相次ぐ太陽光発電施設(50㌗未満)に関して、住民が安心して生活ができるよう一刻も早い条例制定が必要だとして、稚内市に要望書を提出。これに対し市から8月31日付けの文書で条例制定の考えはない―との回答を受けたが、太陽光発電施設の建設にはルール作りが必要だとして、岡本議長に請願書を提出した=写真=。
 議会を通じて稚内市に対し①地域住民の安心安全な暮らしを守るため一刻も早く、市内で事業者が太陽光発電事業を行う際のルールを定めた条例の制定を求める②条例は、住宅地近くに計画したものに対し一定の規制を設け、稼働後のトラブルなど事業者の責務について定めること―の請願書を提出した佐々木代表は本紙の取材に対し「声問、富士見地区に太陽光発電施設を建設した業者の維持管理は不十分。今後のトラブルを防ぐためにはルールが必要」と話していた。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です